『やまなし』28.『かはせみだ』子供らの蟹は頸をすくめて云ひました。 お父さんの蟹は、遠めがねのやうな両方の眼をあらん限り延ばして、よくよく見てから云ひました。☆詞(言葉)は胸(心の中)の皆(すべて)を継(つなぎ)運(めぐらせている)。 普く皆(すべて)を掩(隠している)。 霊(死者の魂)を包む言(言葉)が現れる。 掩(隠して)兼ねて運(めぐらせている)。