藍布一反かなかな山からとりに来る

 藍染(の木綿)一反を、かなかな山の方からとりに来る方がいる。(かなかな山と書いたことで、何か昔話のような風情を醸し出している)

 藍布はラン・ホと読んで、蘭、捕。
 一反はイッタンと読んで、一端(片端から)
 かなかなは蜩(ヒグラシ)と読んで、日暮し。
 山はセンと読んで、潜。

 蘭(ラン)を捕ること片端から。
 終日潜(もぐり)で取りに来る人がいる。
(許可なく採取すると窃盗罪になる)