紅梅の木を抱き昏るることもなし

 紅梅の木を抱いていると日暮れになってもポッと赤い灯がともっているようで暗くなることがない。

 紅梅はコウ・バイと読んで、交、媒。
 木はモクと読んで、黙。
 抱くはホウと読んで、泡。
 昏るはコンと読んで、懇(ねんごろ)。

☆交際の仲立ちしたけれど、黙っている。
 泡のような関係、いつまでも懇ろということもないわ。