雪光の肝一つぶを吊す谷

 雪光。まっ白、そして冷たく透明な空間。
 吊るしてあった肝(内臓)をみて驚愕した。
 これが生命あるものの終末なのか。目に怖ろしいが、貴重な食糧である。
 
 拙稿、自分の創った句の謙称。
 その精神(肝)が、わたくしから離れ、谷の中空に吊るされている。他人の眼差しの冷徹、酷い緊張感がある。