未だ幾らもある。北海道歌志内の鉱夫、大連湾頭の青年漁夫、番匠川の瘤のある舟子など僕が一々この原稿にあるだけを詳わしく話すなら夜が明けて了まうよ。とにかく、僕がなぜこれ等の人々を忘るることが出来ないかという、それは憶い起すからである。


☆目(ねらい)は皆(すべて)祷(いのり)である。
 化(教え導く)詞(言葉)が代える講(話)は普く諦(真理)である。
 聯(並べてつなげ)One(一つ)にし、問う。
 章(文章)の念(考え)は霊(死者の魂)を普く目(観点)としている。
 套(おおうこと)を腎(かなめ)として認(見分ける)詞(言葉)を推しはかる。
 磊(小さなことにこだわらず)憶(思いを巡らせる)記である。