残念ながら、わたしの疲れきった状態をよく知ってくださったとおもうのは、エルランガーとビュルゲルだけだったでしょう。このおふたりなら、わたしをかばって、それ以上事態が大きくならないようにしてくださったにちがいありません。でも、エルランガーは、城へお帰りになるためでしょうか、すぐに出かけられなくてはなりませんでしたし、ビュルゲルのほうは、たぶん尋問のために疲れはてられたのだとおもいますが


☆残念ながら、事情を知っているのはエルランガーとビュルゲルだけでしょう。すべて広がらないように受け入れたのに違いありません。エルランガーは小舟の審問から離れなければならず、ビュルゲルは明らかに本当の死へと旅立ったのです。正しく審問に疲れはてたのでしょう。