あたりを見ると彼処此処の山尾の小路をのどかな鈴の音夕陽を帯びて人馬幾個となく麓をさして帰りゆくのが数えられる、馬はどれも皆な枯草を着けている。
☆現れる秘(人に見せないように隠す)の諸(もろもろ)を詞(言葉)の諸(もろもろ)で算(見当をつける)。
備(あらかじめ用意した)照(あまねく光が当たる=平等)が露(現れる)。
倫(人の行うべき道)が隠れている。
幽霊(死者の世界)は杳(くらい)。
他意の腎(大切なところ)の目(ねらい)は鬼(死者/亡霊)である。
己(わたくし)の録(書き記したもの)は鬼(死者/亡霊)を教(教え導くこと)が目(ねらい)である。
解(問題をとく)個(一つ一つ)は双(二つ)を惹きつける。