僕等がその夜、疲れた足を踏みのばして罪のない夢を結ぶを楽しんでいる宮地という宿駅もこの窪地にあるのである。

 僕等はボク・トウと読んで、目、問う。
 その夜はヤと読んで、也。
 疲れたはヒと読んで、秘。
 足はソクと読んで、即。
 踏みのばしてはトウと読んで、套。
 罪はザイと読んで、剤。
 夢はムと読んで、謀。
 結ぶはケツと読んで、決。
 楽しんではラクと読んで、絡。
 宮地はキュウ・ジと読んで、究、弐。
 宿駅はしゅく・エキと読んで、粛、易。
 窪地はア・チと読んで、吾、置。

☆目(ねらい)を問う也。
 秘(人に見せないように隠す)、即ち套(おおっている)。
 剤(調合する)謀(図りごと)を決め、絡(筋道)を究(つきつめている)。
 弐(二つ)は粛(謹んで)易(とりかえ)、吾(わたくし)が置いている。