
4線って何だろう。(紫外線や赤外線とも考えにくい)
『日の出、日没』とは日の出から日没までの時間なのだろうか。
この作品は俯瞰で見るべく集約されたものなのだろうか。
日中の空気感、存在を包む雰囲気・・・風だろうか。
この直線は(風の通り道)であり、線状は遮蔽物(山や森、建造物、そして野原や道路の平板)の連鎖かもしれない。海からの冷たい空気が陸地へ入りこむ、すなわち海風、そして凪があり陸風が吹く。
日の出、日没とは可視光、存在が見える時間帯という意に違いない。そこに立って感じる振動。
感じ得ないが存在する振動・・・電波・重力波・電磁波。
作家本人の立脚点、地上に立つ人なのか、俯瞰なのか。距離の問題は?
直線状に並ぶ4線は景色を包む空気感の分割なのだろうか。
小さく集約されたこの作品の本意を把握しきれないでいる。
写真は『若林奮 飛葉と振動』展・図録より 神奈川県立近代美術館