この部屋は、見る影もなく荒涼としているようにおもえた。こうなってしまったのか、もとからこうだったのかは、彼にもわからなかった。二度とこんなところで眠ったりはできない。


☆言葉に言い表せない荒涼が、このテーマにある。こうなったのか、昔からなのか、彼も知らないに違いない。先祖の傷痕、再びここで警戒心を失くすようなことがあってはならない。