サークルのメンバーの転倒…複雑骨折、二度の手術。すでにもう二カ月にわたる入院。
「退院はいつ?」
「退院しなければならないけど、リハビリの施設に行くの。そこも二ヵ月しかいられないらしいけど・・・」
「何言っているの、這ってでも自分の家に帰りなさいよ」
回復途上である由、でも「怖くてふらふらするのよ」という。
転倒が引き金で、当たり前の日常から離れてしまう。健脚だった人の今。
他愛もない話でやり過ごしたけれど、病院を後にしたときには無常感でいっぱい。
《絶対に転んではいけない!》
膝関節痛を病むわたし、油断は禁物と言い聞かせた昨夕のお見舞い・・・。