『真空溶媒』㉖ それでも どうせ質量不変の定律だから べつにどうにもなつてゐない といつたところでおれといふ この明らかな牧師の意識から ぐんぐんものが消えて行くとは情ない☆悉(すべて)の霊(死者の魂)は、普く変(移り変わる)のが常である。 慄(おそれおののく)冥(死後の世界)は、僕(わたくし)の恣(勝手な)意(思い)の私記である。 照(あまねく光が当たる=平等)の考えを常としている。