第17章 夜の尋問/縉紳館の夜

 暗い縉紳館のまえには、一群の男たちが立っていた。カンテラをさげているのが二、三人いたので、何人かの顔は、なんとか見わけがついた。Kは、ひとりだけ見知りの顔を見つけた。馭者のゲルステッカーだった。


☆暗黒の中で大群(先祖である氏族の一団/死にゆく人たち)がハロー(死の入口)の前に立っていた。
 二、三の者がカンテラをさげているのが見えたので幾つかの顔は見わけられた。よく知られている案内人のゲルステッカーだった。