『城』2837。しかし、 フリーダのことで気持をしずめようとおもってこんなことをいろいろ考えているわけだが、それにしてもちっとも気持ちが落着かないな。ついさっきは、オルガにむかってフリーダのことをほめそやして、あれこそおれの唯一のささえだと言ったものだ。ところがこのささえは、たいして堅固じゃなかった。☆しかし、フリーダ(平和)のために安心しようとして、いろいろ考えているが安心でK無い。オルガ(仲介)にむかって、不利だ(平和)こそわたしの唯一の支えだと言ったが、この支えは永続ではなかった。