「やかましい。こゝをなんとこころえる。しづまれ、しづまれ。」
 別当がむちをひゆうぱちつとならしましたのでどんぐりどもは、やつとしづまりました。やまねこは、ぴんとひげをひねつて言ひました。
「裁判ももうけふで三日目だぞ。いゝ加減に仲なほりしたらどうだ。」
 すると、もうどんぐりどもが、くちぐちに云ひました。


☆蔑(見下す/差別)との闘いが現れる。
 済(救い)を伴う太陽の化(教え導くこと)を黙っている。
 化(形、性質を変えて別のものになる)を現わし、注(書き記すこと)を運(めぐらせている)。