そのとき、一朗は、足もとでパチパチ塩のはぜるやうな、音をきゝました。びつくりして屈んで見ますと、草のなかに、あつちにもこつちにも、黄金いろの円いものが、ぴかぴかひかつてゐるのでした。


☆逸(隠れた)糧(物事を養い育て支えるのに必要なもの)は、即ち、援(助け)を允(聞き届けること)である。
 掘ると現れる二つの講(話)は、私記を掩(隠している)。