
『巡礼者』
背広に山高帽・・・着衣が社会的地位を表明し、安定した収入を約束された定住者というイメージである。
ただ肉体(ここでは顔)が欠如している。肉体があって着衣があるべきなのに、着衣だけが人型を模して立つており、その脇に顔のパーツがはみ出したように提示されている。
要するに、社会人としての生活に甘んじてはいるが、本体(頭脳・知覚)はどこか・・・背景の薄紫色の世界(淡く切ない郷愁を感じるような)を放浪している旅人(巡礼者)である。
(写真は国立新美術館『マグリット』展・図録より)

『巡礼者』
背広に山高帽・・・着衣が社会的地位を表明し、安定した収入を約束された定住者というイメージである。
ただ肉体(ここでは顔)が欠如している。肉体があって着衣があるべきなのに、着衣だけが人型を模して立つており、その脇に顔のパーツがはみ出したように提示されている。
要するに、社会人としての生活に甘んじてはいるが、本体(頭脳・知覚)はどこか・・・背景の薄紫色の世界(淡く切ない郷愁を感じるような)を放浪している旅人(巡礼者)である。
(写真は国立新美術館『マグリット』展・図録より)