「あのはがきはわしが書いたのだよ。」
 一郎はをかしいのをこらへて、
「ぜんたいあなたはなにですか。」とたづねますと、男は急にまじめになつて、
「わしは山ねこさまの馬車別当だよ。」と言ひました。


☆諸(もろもろ)逸(隠れた)糧(物事を養い育て支えるのに必要なものの談(話)を究(つきつめる)。
 惨(いたましい)魔の奢(おごり)を蔑(見下す)闘いが現れる。