『城』2799。それから さらに言葉をつづけて、バルナバスが届けてくれる手紙が自分の唯一の希望というわけではないが(もしそうであれば、自分の状況はまったく悲観的だと言わなくてはならない)、それでも、けっして手紙をあきらめようとはおもっていない。☆バルナバスの報せには希望がなかった。彼の状況が不利であっても、希望を放棄することは決してなかった。彼が希望をもち続けることをオルガは忘れることはなかった。