「なんだくぁからないが、おもてにゐるやつは陳といふのか。」
「さうだ。ああ暑い、蓋をとるといゝなあ。」
「うん。よし。おい、陳さん。どうもむし暑くていかんね。すこし風を入れてもらひたいな。」
「もすこし待つよろしい。」陳が外で言ひました。

☆珍しい緒(系統)の我意である。
 珍しい書(書付)の譜(物事を系統的に書き記したもの)は、新しい他意がある。
 朕(わたくし)の我意を運(めぐらせている)。