それでも、わたしは、自分がおぼえてきたことを残らずバルナバスに話してやりました。バルナバスは、まだ真実と嘘とを見わける能力がなく、また、わたしどもの一家がおかれていた状況のためにこうした話を聞きたくてむずむずしていたものですから、どんなことでもよろこんで聞き、もっともっと知りたいと熱望していました。


☆わたしは改めて気づいたことをバルナバスに話しました。真実と嘘の間を見分ける能力がなく、わたしたち一族がおかれていた状況のために、この事柄を猛烈に求めたのです。