生きるとは闘いかもしれない。
戦意をもって勉強に打ち込んだことがないわたしだけれど、近頃は自身の体力と戦っている。
見渡すかぎり日々集積される埃は老眼のため見過ごされているが、心のうちでは焦りと義務感からストレスになってわたしを打ちのめす。
もっと手の込んだ家庭料理をと思っても、ワンプロセスの簡略総菜。
片付けも問題を残したまま・・・。
あらゆることが後手後手に回り、その見えない(見えてる?)猛威と戦っている。
若くはない、老いたのだと悟り、全てを捨ててしまう覚悟が必要かもしれない。
何と寂しいことを呟いているのだろう。この薄汚れた精神こそばっさり切り捨てなければ…そう思いつつ・・・身体の劣化に打ち負けている。