一生懸命生きてきたつもりでも、後から思い知る悔恨が浮上し自分を責め苛む。
「これだけの不完全な出来損ないの人間なの」と開き直るしか術がない。

 誰に対しても不足は見えるほどに粗雑・無関心な接し方だったに違いない。そういうことすべてに気づかないまま今に至っている。
 不足を指摘されて驚き、やがて悔恨の情に沈み込んでしまう。

(そう、そうだったの…)ごめんね。

 自分ばかりは気づかない日常における欠落、育ったようにしか生きられない。まともでないわたしはまともでないことに気づかない。

「元気出して歩け、元気出して行こう!」わたしの中のわたしがわたしを慰めている。