聞えるものは雪婆んごのあちこち行つたりきたりした叫ぶ声、お互いの革鞭の音、それからいまは雪の中をかけあるく九疋の雪狼どもの息の音ばかり、そのなかから雪童子はふと、風にけされて泣いてゐるさつきの子供の声をききました。
☆問(といつめ)接(つないでいく)場の講(はなし)である。
教(神仏のおしえ)の照(平等)を語(ことば)で書く。
頻(しきりに)隠す説(話)を注(書き記す)。
句(言葉)で必(そうなるに決まっている)説(はなし)である。
労(力を尽くして働く)則(道理)を隠している説(話)は同(平等)の旨(考え)である。
普く究(つきつめる)詞(言葉)は、教(神仏のおしえ)の照(あまねく光が当たる=平等)である。