わたしの住む所は田んぼだったところを宅地に開発した、四十年ほど前からの住宅地である。
 当初は若かった人たちも、同じように年を重ね、高齢を余儀なくされている。

 先日など回覧板を見て、町内会を抜ける戸数に驚いてしまった。聞けば、1000軒程度の町内会会員数が800程度に減少しているらしい。
 近隣での亡くなった方も両手に余り、呆然と息をのんでしまう。
 わたし(70才)も老いたけれど、近隣の方々も等しく老いている。ちょっと見ないうちに杖を使用し、立ち止まって一息入れている光景。遠目に見て(あの人)だと確認することが難しいほど風貌の変ってしまった人もいて愕然とする。
 かく言うわたしも、O脚になり背の丸いお婆さん然とした姿は隠しようもない。バス電車ではわたしの白髪を見て、すぐさま席を譲ってくださる。

 止めたくても止められない。どうしたらいいの?

 ずっと前から想定されていた高齢少子化の現象、来るべくして来たことに、胸が騒いで仕方がない。