フリーダは、使者が出ていき、また帰ってくるところを見かけ、使者とふた言か三言ほど話をしました。そして、自分が聞き知ったことをすぐ村じゅうに知らせたのです。けれども、これもまた、わたしどもにたいする敵意からではなく、義務だとおもってしたまでのことです。ほかの人だって、おなじような場合には義務だと思ったことでしょう。
☆フリーダ(平和)は、小舟が出ていき、また帰ってくるところを見かけ、二、三の小舟と話をしました。そしてすぐに来世に言い広げたのです。これは、わたしたちに対する敵意ではなく、全て改めることが義務だと思ったからです。