『銀河鉄道の夜』392。うすあかい河原なでしこの花があちこち咲いてゐました。汽車はやうやく落ち着いたやうにゆっくり走ってゐました。☆講(はなし)に現れる果(結末)を査(明らかにする)には、鬼(死者)の赦(罪や過ちをゆるす)の絡(つながり)を惹くものを捜す。