インデアンはうれしさうに立ってわらひました。そしてその鶴をもってこっちを見てゐる影ももうどんどん小さく遠くなり電しんばしらの碍子がきらっきらっと続いて二つばかり光ってまたたうもろこしの林になってしまひました。


☆律(きまり)を覚(感知し)兼ねて営(こしらえる)章(文章)を掩(隠して)伝える我意である。
 詞(ことば)に属(たのむ)自(わたくし)の講(はなし)は、輪(順番に回る)。