『七宝焼』の講座は昭和の時代からだから、かれこれ三十年近く続いている。初代の講師が亡くなりその後後を引き受けて下さった講師も齢/89才・・・
「今年度いっぱいで辞めさせていただきます」とのこと。

 作ったアクセサリーは数知れず…バザーに提供したりしたけど、残りはザラザラ(?)
 およそアクセサリーの似合わないわたし…未練なのか一生懸命楽しんでいる。(ちなみに昨今のビーズアクセサリーだけでも20個以上、人に出会うとその時自分が付けたものを差し上げている、というか無理に押し付けている)

 ああ、でもこの『七宝焼』講座も間もなく終了するのかと思うと、淋しい。
 かつて十年ほどお世話になった『料理の会』も友人の話では今年いっぱいで終了とのこと。

 そう、講師も生徒も十分年を取り、そういうことになって行くのかと・・・。

「月に一度、楽しみにしているの」と、メンバー。月に一度の逢瀬、会食、そういうことがなくなると、そりゃ、やっぱり寂しい。

 年を重ね来ると、どこかへ行きたくても行くところがなくなってしまうのかな。博物館や美術館のイベントも「あのお婆さんまた来ているよ」などと囁かれることを危惧する昨今、淋しさもひとしお。