『城』2350。もしかしたら、使者を出すなりすぐに帰ってしまっていたかもしれません。それどころか、これは、おおいにありそうなことですわ。お城の人たちの気まぐれは、ほんのそのときかぎりなんですから。☆たぶん、同じ小舟を放ち、小舟は走り去っていたのかもしれません。それどころか、これはおおいにありうることです。(死へ向かう)大群の機嫌は一時的なものですから。