花粉症を発症してから、すでに三十余年。
 最初は何の症状かわからず、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどのため、耳鼻科を回ったけれど、
「鼻も耳の中もきれいですよ」と言われたり「眼精疲労でしょう」などの診断。

 最終的には「念のため血液検査をしておきましょう」ということで《スギ花粉症(植物アレルギー)》と判明。
「まぁ、間もなく雨期ですから、薬はいいでしょう」と医師。

 それから数年、アゼプチンというアレルギー疾患の薬を処方され、次第に症状は軽く改善。薬に縁は切れたものの、この季節になると、やっぱりくしゃみが止まらない。

 
 この程度のことは放っておこうと思うけれど、だらしなく垂れる鼻水に苦笑している。


 放っておけないほどひどい症状が出る息子を見ると気の毒でならない。花粉症+風邪ひき・・・今日はどうしているだろうと危惧している。

 
 ・・・午後からは博物館の遺跡探訪に出かける。
 気を紛らせて自分の調子を図っている。関心の薄い聴講生、引率する先生には申し訳ない気持ち。