早くも、シグナルの緑の燈と、ぼんやり白い柱とが、ちらっと窓のそとを過ぎ、それから硫黄のほのほのやうなくらいぼんやりした転てつ機の前のあかりが窓の下を通り、汽車はだんだんゆるやかになって、間もなくプラットホームの一列の電燈が、うつくしく規則正しくあらはれ、それがだんだん大きくなってひろがって、二人は丁度白鳥停車場の、大きな時計の前に来てとまりました。
☆双(二つ)に録(書き記したもの)を套(おおっている)と、吐く。
注(書き記す)総(すべて)は化(形、性質を変えて別のものになる)で流(移動する)。
記の展(広がり)は、鬼(死者)の全(すべて)を想い、解(ばらばらにした)痛(心に痛みを感じる)記である。
赦(罪や過ちを許す)元(根本)は逸(隠して)裂(バラバラに離し)伝える。
套(おおった)の記の則(きまり/道理)は、照(あまねく光があたる=平等)が題(テーマ)である。
字の図りごとは弔(死をいたむ)途(道筋)であると吐く。
帖(ノート)の定(決まり)は、赦(罪や過ちを許す)である。
常なる題(てーま)であり、弐(二つ)を掲げた繕(つくろう/なおす)記である。