『城』2146。ですから、この新しい柵のむこうにはバルナバスがいままでいたっ部屋とは本質的に違った官房があるのだと、頭からきめてかかるわけにもいかないのです。☆バルナバス(生死の転換点)が、すでに通行していた柵の奥に本質的な別の秘書局があるのだと、直ちに仮定するわけにはいかないのです。