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  霧のやすけさは天上のちゝ
  精巧のあをみどろ水一面をわたり
  はちすさやかに黄金の微塵を吐けば
  立ちならぶ岸の家々
  早くもあがるエーテルの火


☆無に転じることが常である。
 照(あまねく光があたる=平等)の考えを推しはかる。
 逸(隠れて)綿(細く長く続く)講(はなし)は、金(尊いこと)の美を忍ばせた図りごとである。
 律(物事の基準になる決まり)の眼(かなめ)は、化(教え導くこと)であり、荷(身に引き受け)想(思いめぐらせること)の果(原因があって生じるもの)である。