◎
  そらのふかみと木のしじま
  はちすゞめ
  群は見がたし

         ◎
  こはドロミット洞窟の
  つめたく硬き床にあらずや
  さるにてもいま
  幾個の環を嵌められしぞも
  巨人の白く光る集脚


☆記には群(同類のものが一か所に集まる)が現れる。
 道(神仏の教え)に屈(くじける)講(はなし)を証(ありのままにのべる)。
 鬼(死者)の禍(不幸・災難)を患(心配する)。
 観(よく見て)拠(よりどころ)の仁(博愛や同情の心)を吐く(言う)。
 荒(でたらめ)は析(分けて)却(しりぞける)。