ぬすまんとして立ち膝し、
  その晩、光りかゞやけり
  ぬすみえず 十字燐光
  やがていのりて消えにけり。

☆律(きまり)は悉く番(くみあわせる)考えで解く。
 重なる弐つを輪(順番に回る)講(はなし)の章(文章)である。