『冬のスケッチ』17。六 ぬすまんとして立ち膝し、 その晩、光りかゞやけり ぬすみえず 十字燐光 やがていのりて消えにけり。☆律(きまり)は悉く番(くみあわせる)考えで解く。 重なる弐つを輪(順番に回る)講(はなし)の章(文章)である。