『城』１６５４。

まず、フリーダは、おそらく猫だったのだろうが、なにか大きな動物が胸のうえにとびかかってきて、すぐまた逃げ去ったーすくなくとも、彼女にはそうおもわれたーので、目をさました。彼女は、起きあがるなり、ろうそくを持って部屋じゅうその動物をさがしまわった。


☆それによって、フリーダ(平和)は、呼び起こされた。すくなくとも、偉大な人物が出現したと思われる。先祖の不実な奴だったのだろう。生命(存在）を急激に変化させ、一様にその方法は継続されていった。