この生命のしるしは、Kをよろこばせた。彼は、その灯火のほうに足を早めた。相手も、ゆらゆらとこちらに近づいてきた。

 生命/Lenens・・・伝記。
 ゆらゆらとこちらに近づく/entgegenschwebten→entgegen/(或事に)反している。schwebten/未解決である。

☆この伝説の目標は、Kをよろこばせた。彼は解明すべく向かった。相手も未解決であることに反発していた。