「承知しました。」給仕が食事につかふナイフを二本持って来てうやうやしくデステゥパーゴにわたしました。まるで芝居だとわたくしは思ひました。ところがデステゥパーゴはていねいにその両方の刃をしらべてゐるのです。それから


☆章(文章)を知/心に感じとり、究(きわめる)詞(ことば)。
 触(ものに触れて感じる)字を、弐(ふたつ)に翻(つくりかえる)。
 字を頼りに、暫し挙/ならべたて、試みる。
 了(はっきるわかる、物事の結末がつく)法(手だて)が、腎(要)である。