「剣でも大砲でもすきなものを持ってこいよ。」
「どっちでもきさまのすきな方にしろ。」どこにそんなもんがあるんだい。と思ひながらわたくしは云ひました。
「よし給仕、剣を二本もってこい。」
 すると給仕が待っていたやうに云ひました。

 剣はケンと読んで、兼。
 大砲はダイ・ホウと読んで、題、包。
 方はホウと読んで、法。
 思ひながらはシと読んで、詞。
 云ひましたはウンと読んで、運。

☆兼ねている題(テーマ)を包んでいる字の法(やり方)、詞(言葉)で運/めぐらせている。