仲間もみんな立って来て「よかったぜ」とゴーシュに云ひました。
「いや、からだが丈夫だからこんなこともできるよ。普通の人なら死んでしまふからな。」楽長が向ふで云ってゐました。


☆注<書き記す)と現われる律(きまり)は、雷(神なり)という運/めぐりあわせである。
 常に譜(書き記したもの)は、普く二つある。忍ばせた詞(言葉)の絡(つながり)を諜(探る)考えを運/めぐらせている。

*「印度の虎狩り」はインドラ(雷神)・・・「雷に打たれたら、普通の人なら死んでしまう。けれど、ゴーシュ(地球の精神)は強いなぁ」と、楽長(太陽)は言っているということです。