ゴーシュはびっくりして叫びました。
「何だと、ぼくがセロを弾けばみゝどくや兎の病気がなほると。どういうわけだ。それは。」

 叫びましたはキョウと読んで、胸。
 何だとはカと読んで、化。
 弾けばはダンと読んで、談。
 兎はトと読んで、図。
 病気はビョウ・キと読んで、平、記。

☆胸(心の中)で化(形、性質を変えて別のものになる)談(はなし)を図り、平(平等)を記している。