すると野鼠のお母さんが泣きだしてしまひました。
「あゝこの児はどうせ病気になるならもっと早くなればよかった。さっきまであれ位ごうごうと鳴らしておいでになったのに、病気になるといっしょにぴたっと音がとまってもうあとはいくらおねがひしても鳴らしてくださらないなんて。何てふしあはせな子どもだろう。」


☆野(区分したそれぞれの範囲)を組(くみ立てる)簿(ノート)で、究(つきつめる)語(言葉)は、平(平等)を記している。
 挿(差し挟む)の意(内容)である冥(死後の世界)、平(平等)である鬼(死者)が隠れている。
 命(天の定め)である果(結末)である死。