おしまひまでひいてしまふと狸の子はしばらく首をまげて考へました。
 それからやっと考へついたといふやうに云ひました。
「ゴーシュさんはこの二番目の糸をひくときはきたいに遅れるねえ。なんだかぼくがつまづくやうになるよ。」

☆理(宇宙の根本原理)である死の主(中心的なもの)は劫(極めて長い時間)の光(月日)の運(めぐりあわせ)である。
 字を判(区別し)黙って旨(考え)を知(おさめている)。