東のそらががぼうっと銀いろになって、そこをまっ黒な雲が北の方へどんどん走っています。
 「ではお日さまの出るまでどうぞ。もう一ぺん。ちょっとですから」
 かっこうはまた頭を下げました。
 「黙れっ。いい気になって。このばか鳥め。出て行かんとむしって朝飯に食ってしまうぞ」
 ゴーシュはどんと床をふみました。


☆化《形、性質を変えて別のものになる)を推しはあkる。
 溢れる等(平等)を解かるように、黙って記/書きとどめ、死を推しはかる考えである。
 死の煩(心を惑わせる)の自記は傷(心を痛める、悲しい)。