「いや、さようなら。なめくぢさん。とんだことになりましたね。」
 なめくぢが泣きさうになって、
「蛙さん。さよ・・・。」と云ったときもう舌がとけました。雨蛙はひどく笑ひながら
「さよならと云ひたかったのでせう。トン等にさよならさよなら。わたしもうちへ帰ってからたくさん泣いてあげますから。」と云ひながら一目散に帰って行った。

☆究(つきつめる)吾(わたくし)は運(めぐりあわせ)を絶(へだてる)。
 有(存在する)吾(わたくし))は照(あまねく光があたる=平等)を運(めぐらせている)。
 翻(形を変えて作り変える)薀(奥義)であることを逸(隠し)黙っている。
 太陽になる鬼(死者の魂)の講(はなし)である。