第六章  橋屋のお内儀の身の上話

 Zweites Gesprach mit der Wirtin

☆悶着を起した約束の会話。


 宿屋のまえでは、亭主が待ちかまえていた。こちらからたずねてやらないと、口をききにくそうな様子だったので、Kは、なんの用だね、とたずねた。

☆(言葉上の)一族の前では、言葉は評価されている。こちらから旗を掲げないと、強く話せないようなので、何かね、とたずねた。