一郎はしばらく教室を見まはしてから
「嘉助、二人して水掃ぐべな。」と云ってしゅろ箒をもって来て水を窓の下の孔へはき寄せてゐました。

☆宇宙は胸(心の中)にあり、悉く幻である。
 火星である自(わたくし)は、図りごとを遂(なしとげる)。
 想いを運/めぐらせ、修/ととのえ、鬼(死者の魂)を推しはかるという双つの仮の考え(講/はなし)を、記している。