ここでとくに名前を売ったのが、ブルーンスヴィックという男です。あなたは、たぶんこの男をご存知ないでしょうが、おそらく下司な人間ではないとおもいます。ただ、頭がお粗末なうえに気まぐれな空想屋ときているのです。ラーゼマンという男の義兄弟にあたります」

 ブルーンスヴィック/Brunswick→brunstig/熱烈な、激情。
 ラーゼマン/Laseman→Lase man/読む、人。
 義兄弟/Schwager→Schwanger/抱いている、孕んでいる。

☆とくにこの際、標をつけたのが先祖の激情の人です。たぶん知らないでしょう。悪意はないと思いますが、不快なうえ、机上の空論をいたします。ラーゼマン(読み解く人)である先祖を孕んでいると思われます。