本を読むか・・・手仕事をするか・・・一日は瞬く間に過ぎてしまう。

 買いこんだ生地を眺め《何を作ろうか》と考える時間が好きである。自分が着ている姿を想像したときの不具合・・・似合わないものを作る徒労、これは切ない。

 散々考えあぐねて決まらない場合の多くは、比較的薄地ならばエプロンに仕立ててしまう。
 多少の誤差は気にならないし、生地いっぱい無駄を出さないように作ることが可能なのはエプロンを置いて他にない。

 そんな風に作ったエプロンは百枚以上かもしれない。かつてはすぐ染みのできる仕事をしていたので、よく取り替えた。
 今は、色褪せるまで着用しているけれど、それでもあまりみすぼらしいものは・・・と考えてしまう。

 新しいエプロンは気分転換にもなる。
 既製品を買えば時間短縮、苦労はないのだけれど、わたしは生地が好きなのかもしれない。

《こんな雨の日は・・・手仕事に熱中している》